徹底解説!プロテイン!②~自分に合ったプロテインを選ぶために知っておきたいこと前編~
今年もやり残したことだらけの編集者 Oです。
今年も残すところ残りわずか!みなさん<トレーニングおさめ>はいつですか??
前回に引き続き徹底解説プロテインブログ第二弾です。
みなさんはすでにご存じかもですが、一言でプロテインといってもその種類は様々です。
今回は自分に合ったプロテインを選ぶために知ってほしいプロテインの種類について紹介します。
そもそもプロテインってなに?
プロテインとは、タンパク質を主成分とした栄養補助食品やサプリメントを指します。タンパク質は、筋肉や内臓、皮膚、髪の毛、爪など、身体の基本的な部分の材料として重要な役割を果たしています。
プロテインには、粉末状のものや、バータイプ、ゼリー飲料、ドリンク、アイスなどさまざまな種類があります。
原料には、牛乳由来のホエイプロテインやカゼイン、大豆由来のソイプロテインなどが使用されています。
プロテインは、食事から栄養を摂取することが基本ですが、タンパク質が不足している場合に活用します。筋トレなどの運動習慣がある場合や、食事内容の偏り、高齢で食事量が十分取れないなどの理由で、十分にタンパク質を摂取できていない方も多くいます。
プロテインを摂取する際は、適切な量を心がけましょう。タンパク質を過剰摂取すると、肝臓や腎臓に負担がかかる可能性があります。また、カラダづくりに利用できるタンパク質には限界があると考えられており、それ以上になるとカラダづくりにつながる期待ができない可能性があります。
目的に合わせて選ぼう!プロテイン(5・7・5)
なので目的に合わせてチョイスしていくのがマイ・ベストプロテインを見つけるうえでもっとも重要なことだと思います。
プロテインには、代表的なものとして
・ホエイプロテイン
・カゼインプロテイン
・ソイプロテイン
があります。
参照 https://shop.alpron.co.jp/blogs/read-protein/amazon
●筋肉づくりに効果の高いホエイプロテイン
「ホエイプロテイン」は牛乳から作られる、動物性たんぱく質のプロテインです。
たんぱく質が豊富な牛乳から、カゼインと呼ばれるたんぱく質や、脂肪分を取り除いたものを「ホエイ(乳清)」といいます。
牛乳のたんぱく質量は、100㎖あたり約3.3gと約3%程度で、そのたんぱく質のうち約20%がホエイたんぱくです。1ℓの牛乳の中に、ホエイたんぱくは6g程度しか含まれていないのです。そのホエイを集めたのがホエイプロテインです。
ホエイプロテインの特徴は、高たんぱく・低脂質で体内への吸収が早いという点です。また、筋肉に活用されやすいため、筋トレを行う人にとって、理想のたんぱく質といえるでしょう。
プロテインとして販売されている商品の多くが、このホエイプロテインです。
●ゆっくり吸収されるカゼインプロテイン
「カゼインプロテイン」は、牛乳に含まれているカゼインたんぱくを集めて作られたプロテインです。
カゼインプロテインは、ホエイプロテインに比べ体内への吸収スピードが遅いので、時間をかけてたんぱく質を補給することができます。
摂取した後にゲル状に固まりやすく、腹持ちが良いため、ダイエット用のプロテインとして活用されています。
●動物性たんぱく質にはないメリットがあるソイプロテイン
「ソイプロテイン」は大豆から作られている植物性のプロテインです。
ソイプロテインの特徴は、カゼインプロテインと同様に体内への吸収スピードが遅く、ゆっくり吸収されることです。食物繊維が豊富なため腹持ちが良く、ダイエット目的として活用されることが多いプロテインです。また、大豆に含まれているイソフラボンの働きを得ることができるので、美容にも効果があり、女性向けの商品としても多く販売されています。
今では、飲むプロテインではなく、ソイプロテインを活用したプロテインバーなどの健康食品も多く発売されています。
●良いとこ取りのホエイ×ソイのMIXタイプ
「ホエイプロテイン」と「ソイプロテイン」を混ぜたMIXタイプのプロテインもあります。
ホエイの特徴の早い吸収と、ソイプロテインの特徴のゆっくりとした吸収を活かし、長時間にわたってたんぱく質を補給することができ、筋肉づくりの効率を高めたプロテインです。
研究でも、動物性だけのプロテインよりもホエイ×ソイのMIXプロテインのほうが、筋たんぱく質合成率が高く保つことができるという結果が出ています。
今後、このMIXタイプのプロテインが主流になっていくかもしれません。
次回に続く