徹底解説プロテイン③~自分に合ったプロテインを選ぶために知っておきたいこと後編~

みなさま、あけましておめでとうございます。Oです…もう二月ですね、💦
年末に投稿した徹底解説プロテイン!第三弾です!
前回も解説しましたが一言でプロテインといっても種類は様々です。
今回は筋肉つくりに効果の高い主流となっている「ホエイプロテイン」をさらに深堀します!

製造法によって異なる3つの「W」

まず知っておきたいことはホエイプロテインは3つの製造法によってできあがる製品の特長もそれぞれ異なってきます。

「WPC」…WPCプロテイン(ホエイプロテインコンセントレート)は、「濃縮乳清タンパク質」とも呼ばれます。このプロテインは、ホエイ(乳清)を濃縮膜処理法という方法でろ過し、できあがった液体を濃縮することで作られます。市販されているホエイプロテインの中で最も一般的なのがWPCプロテインです。

タンパク質含有量約70%

吸収スピードと価格
WPCプロテインはコストパフォーマンスに優れています
乳清に含まれるビタミンやミネラルが多く残っているため、栄養価が高いです。
ただし、3種類の中では吸収スピードと吸収効率が劣ります。


「WPI」…WPIプロテイン(ホエイプロテインアイソレート)は、「分離乳清タンパク質」とも呼ばれます。これは、WPCプロテインをさらに細かい膜を通して精製したもので、
乳糖や乳脂などの余分な成分を除去した、精製度の高いプロテインです。

タンパク質含有量85~90%

吸収スピードと価格
WPIプロテインは精製度が高く、タンパク質の吸収を妨げる脂質が少ないため、吸収スピードが速いのが特徴です。ただし、製造工程が増えるため、WPCプロテインよりも価格が高くなります。


「WPH」…WPHプロテイン(ホエイプロテインハイドロリセート)は、
「加水分解乳清タンパク質」と呼ばれ、WPIプロテインのタンパク質の一部を、
さらに吸収しやすくするためにペプチドやアミノ酸にまで分解したものです。

タンパク質含有量約95%

吸収スピードと価格
WPHプロテインは、分解された状態で摂取するため、最も速い吸収スピードを誇ります。
ただし、その分価格も最も高価になります。

次回はおすすめのプロテインをご紹介!