「寒い時期のウォーミングアップに薦めたい!縄跳び編」

長かった酷暑がおわり、やっと秋に突入して過ごしやすい天気になってきました。
夏は暑すぎてなかなか積極的に運動できなかった方々も多いはず、そういう意味ではこれからの時期は運動すのにもってこいの季節です!
しかし!気温が低い時期に張り切っていきなり強度の高いトレーニングをするとケガしてしまうことも多いですよね。
今回は寒い時期におすすめのウォーミングアップとして「縄跳び」をつかったトレーニングをご紹介します!

意外と高い運動強度と効果

運動強度はMETs(メッツ)という単位で表されます。安静時(静かに座っている状態)を1としたときに、対象の運動によってその何倍のエネルギーが消費されるかを示すものです。
縄跳びのMETsは8.8~12.3で、これは歩行(散歩)の3.5、ランニング(ジョギング:全般)の7.0、サイクリング(自転車に乗る:全般)の7.5上回る数値となっています。
縄跳びには、次のような効果があります。
・脂肪燃焼や持久力アップに効果的な有酸素運動
・心肺機能を鍛えることで、体力の向上や日常生活での疲れを感じにくくなる
・下半身の筋肉(太もも、ふくらはぎ)、肩や腕、体幹の筋肉を鍛える
・骨密度を維持・向上させる

縄跳びは、ランニングに比べて運動強度が高く、短時間でより多くのカロリーを消費することができます。また、全身に適度な負担をかけることで、
毛細血管が発達して酸素を運搬する能力が高まります。その結果、長時間の運動を可能にする心肺持久力(スタミナ)がつくのです。

トレーニング方法

運動初心者の場合はいきなり高い負荷だとケガをするため、5分程度の縄跳びから始めるのがおすすめです。
「1秒に1回」を目安とした基本的な跳び方で、まずは20分間続けられるようになるのを目標としましょう。
ダイエットや生活習慣病予防を目的とする有酸素運動は「1日あたり20〜30分」が目安とされているためです。
縄跳びダイエットを継続していれば徐々に体力がつき、いずれ長い時間でも平気になります。

一定の頻度を保たないとダイエット効率は下がるので、週に2~3回の実施を目指すとよいでしょう。

次回中上級者用のトレーニングをご紹介します! 縄跳びをそろえてお待ちください!m(__)m

(参照;https://www.nas-club.co.jp/magazine/jump-rope-diet/)