「動かないと動けなくなる?!生活不活発病について」

今年の夏も残りわずか…と思いきや、予報では10月まで暑さが続くとのこと。
暑いとトレーニングにも身が入らなかったり、冷房聞いた部屋でダラダラしがち。
しかし、動かない生活が続くと人は動けなくなる!?
今回は不活発な状態が続いてるとき気を付けたい、「生活不活発病」についてご紹介します!

生活不活発病とは?

「動かない」すなわち不活発な生活が長く続くことによって心や体の機能が低下すること。
生活不活発病になるとより動けなくなり、悪循環に陥りがちなので早期に対応するごとが大切とのこと。

生活不活発病になると、
実際にどのような症状が出るのでしょうか
例えば・・・
①心肺機能(酸素を取り込み、体中に送る機能)が低下する
…疲れやすく、すぐに息切れする
②急に体を動かした時に低血圧になる
…立ちくらみ等を起こす(起立性低血圧)
③消化機能が落ちる
…食欲がなくなる、便秘になる
④関節が硬くなる
…手足の曲げ伸ばしがしづらくなる
⑤骨に刺激がいかず、骨粗しょう症になる
…骨折しやすくなる
⑥脳に刺激がいかない
…頭の働きが低下し、物事に対する関心がなくなり、思考や感覚の
器官の働きが鈍くなる
⑦下半身の太い筋肉が萎縮する
…筋力が落ち、運動機能が低下し、つまずいたり動きにくくなったりする
ある研究では、安静によって筋力は
1 週間で 20%
2 週間で 40%
3 週間で 60%も低下すると言われています

さらに、この低下した筋力を回復させるためには
1 日間の安静によって生じた低下を回復させるためには 1 週間必要
1 週間の安静によって生じた低下を回復させるためには 1 か月必要

だと言われています。

参照

京都府国民健康保険団体連合会「とっておき!健康情報」

老若男女問わず注意が必要!

長い期間動かない状態から、活発に動く生活に切り替えるのはなかなか難しいもの。
まずは家の模様替えをしてみたり、銭湯に歩いていってみたりできることから少しずつやってみてはいかがでしょう?
生活不活発病を予防するには日常的に取り組める「やりがいのある趣味」を作ることも効果的!
もう一度若かりし頃のようなメリハリのある体を目指そうとがんばりたいと思っている方はぜひお気軽にご相談ください!